仕事

なぜ仕事をしたくないのか。それは仕事ができない状況だからです

会社に行きたくない。仕事がしたくない。

こう考えた事、誰でも一度はあるのではないでしょうか。

この記事は、そんな問題を解決するための記事です。


私もある時はヒイヒイ言いながら200時間くらい残業しまして、仕事が一段落した後、当時の会社の上司から言われた事があります。

「残業代出ないのに、そんなに残業したいの? 評価下がるだけだよ?」

おまえが!! 仕事をしないからじゃ!!

おまえの分の仕事が回ってきとんじゃ!!

誰が好き好んで残業なんかしたいものかアホか貴様はアァァァァ!!

数ヶ月後。私はその会社を辞めました。

その時は自分についての自信を大きく失いましたし、『自分はまともに働く事ができないんじゃないか』という恐怖を感じたものです。


……さて。この記事では、『仕事がしたくない』という想いがどこから来るのか、それを解決するためにはどうしたら良いのかについてお話します。

私もこんな状態から這い上がり、今では普通に小さな会社で働き、妻と子供を1人で養える程度の状態までは回復することができました。

同じ想いを抱えている人を助けたい気持ちで、この記事を書きます。

今、「自分は社会不適合者なのではないか」と悩まれている方が居たなら、問題が解決できれば嬉しいです。



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なぜ仕事をしたくないのか。それは仕事ができない状況だからです

仕事をしたくない理由。それは多くの場合、仕事そのものに理由がある訳ではないと考えています。

もちろん、単純作業の日々でまったく成長が感じられない職場だとか、逆に成長志向が強すぎて、圧倒されてしまってついていけないとか、そういった相性問題はあるでしょう。

ですが、これらの理由を抜きん出て、圧倒的に多いのが人間関係による問題です。

職場の上司がパワハラ・モラハラだとか、同僚に問題があるとか。そういった、実際の仕事内容とは関係のない部分で悩まれている方が多くいます。

私の周りでも、これらの理由で転職を決めた人が後を絶ちません。


これって、結構大きな問題だと思うんですよね。

我々が仕事をしたくない理由の多くは、仕事そのものに問題がある訳ではなく。

それ以外の要因によって間接的に仕事ができないメンタルになってしまっている……と、そういった現象が起きているのではないでしょうか。


そこで、こういったメンタルを解決する方法について模索していきます。

仕事がしたくなくなるのは、あなたが悪いからじゃない

まず前段階の話として、『仕事をしたくないと感じている時』の話をさせてください。


どうしても仕事がしたくない。

そう思う時、周囲の人は「なぜ仕事がしたくないの?」「少しは働いたら?」などと、責めるような言葉を言ってくることがあります。

身近な人にそう言われてしまうと、精神的にもきついですよね。

ますます仕事をするハードルが上がって、内側に閉じこもってしまいます。


でもそれは、あなたが悪いからとか、社会的に不適合だからとかではないんです。

周りに悪く言われるのは、単純にあなたの状況が悪化したからです。

そして、それを解決する方法は、『今とは違う何かをする』ことだけです。


自分に問題がある場合って、けっこう極端なケースばかりです。

自分のことを、『何でもできる』と過信しているとか。

自分の常識を中心に物事を考え、まったく他者の否定を受け止められないとか。

でも、あなたはそうではないはずです。

そもそもそういった自信に満ちている方は、『なぜ仕事がしたくならないんだろう』とは悩まないでしょう。

仕事がしたくならないのは、きっと自分に原因があるはずだと考えている。

だから、『なぜ』が出てきます。


でも、ここでは自分に原因がある訳ではないと考えてください。

自分の行動のすべては、仕組みで解決すべきです。

悪いのは、自分を取り巻く仕組みです。

環境を変えなければ、自分の意識が変わる事はありません。

だから、仕事がしたくならない今の環境を変えなければ、行動が変わってこない。

こう考えると、物事がスムーズに運んでいきます。


あなたが悪く言われるのは、あなたが悪い環境に今いるからであって、あなたが悪いからではないんです。

私も会社を辞めたいという話を始めた時、家族や友人からけっこうコテンパンにのされました。

根性がないとか、やる気がないとか、会社を辞めてこれからどうするんだとか、親として恥ずかしいとか。

でも、新しい会社に入って仕事を始め、成果を出して周囲の誰よりも高い給料を貰いました。

そうすると、「親として恥ずかしい」と言っていた親が、「彼は成功している」なんて言うようになりました。

こんな意見に振り回されてはいけません。

『仕事がしたくならない』原因を切り分けよう

まず、仕事がしたくならない原因を、自分の中ででも良いので考えてみましょう。

愚痴を書くのではなく、問題を解決するための視点で。そうすると、色々見えてくるものがあります。

  • 給料が低い
  • 残業が多い
  • 上司の対応が悪い
  • 認めてもらえない
  • etc...


いざ書いてみると、そのほとんどが『仕事の内容に関する問題』ではないことに気付きます。

仕事の内容が嫌いなら、もうこれは単純な話で、転職するしかありません。

本当にそれで問題が解決するなら、悩む時間も惜しいのではないでしょうか。


これらは、『仕事がしたくならない原因』つまり、『あなたの仕事を邪魔している状況』のすべてです。

もしかしたら、自分に関する事を書いているかもしれません。

その場合でもやることは変わらないので、次のステップに進みましょう。


仕事がしたくならないけど、職場を変えるとか、新しく作るという視点には立てない。

それは、今の仕事が100%嫌ではない場合や、新たな行動を取るのが億劫だという心境などから来ている事が多いです。

これも、実際に書き出してみると、より具体的な自分の胸の内が整理できます。

『仕事がしたくない』を改善する

さて、『なぜ仕事がしたくないか』が分かった所で、これらを改善するステップに入ります。

冒頭でもお伝えした通り、これはあなたを取り巻く環境のすべてです。

自分の求める人生を歩もうと思ったら、まず『環境を変えていく勇気』が必要になります。

でも、これはちょっとした勇気で大丈夫です。

一度環境を変えれば、『環境を変える』というハードル自体がどんどん下がっていくからです。

環境を変えることを普段の行動に組み入れる

環境を変えていくことが、『仕組みで変えていく』ことの第一歩です。

何かを変えようとした時、なぜか私達はいつも、自分や他者の『意識』を変えようとします。

あの人がああいう態度だから、自分にとって負担になっているとか。

パワハラがきついから、なんとか上司の上司に言って止めさせてもらおうとか。


自分に対しても同じです。

朝早く起きようとか。

明日からがんばって仕事に行ってみようとか。


でも、人の意識だけを変える事は、実は相当難しいことです。

なぜなら、人には人の正義があり、自分も相手も、正しいと思う事をやっているからです。

これが、自分に対してもそうなんですよ。

メリットとデメリットを天秤にかけた上で、メリットの方が大きいから今、仕事がしたくならないんです。

これを変えるのが簡単ではないことは、なんとなくイメージでも分かっていただけるのではないでしょうか。


意識『だけ』を変えることは、難しいです。

その人が正しいと思っている根底の仕組み自体を変えましょう。

環境を変えれば、人の行動は変わります。

人の行動が変われば、人の意識が変わります。



たとえば、人に暴力的な発言ばかりを繰り返す上司のケースを考えてみましょう。

こういった人に対して、「あなたは間違っている」というのは基本、通用しません。

でも、『この職場で、差別的な発言を無くしたいと考えている。その方が仕事がしやすいから』という事を何人もの人にそれとなく伝えていくと、暴力的な発言が行きにくくなります。

そして、暴力的な発言をしにくい状態を作った上で、その隙間を埋める『○○さんはすごい』『○○さんはここが得意だ』といったような、ポジティブトークで埋めていきます。

ネガティブはネガティブを、ポジティブはポジティブを引き寄せる。

これで変わらない人は、そもそも自分しか見ていない人です。

その人を評価している会社の方が問題なので、自分の方から離れていくしかありません。


たとえばの話ですが、こういったアプローチは『環境を変える』ことに繋がっていきます。

私はグループで活動する時には、実際にこういった説得をよく行っています。

『自分』すらも仕組みで解決する

こういった話を書いていく中で、「いや、私の場合は自分自身に問題があるのが明白なので、これには当てはまらない」と思う方もいると思います。

しかし、自分でさえも仕組みで解決する。この意識がとても大切です。


仕事がしたくないと思っているのが、仮に自分の技量が不足しているせいだと考えたとします。

仕事が思うように進まず周囲に迷惑をかけてしまっているので、仕事がしたくならない。

こういった事もよくありますよね。


でも、実はこれも、環境の問題です。

『技量が不足している』という事について、自分が怠慢だからだ、勉強不足だからだと考える方がいると思います。

では、勉強不足なのはなぜでしょうか? あなたが怠けていたからでしょうか?

仮にでは怠けていたとして、どうして怠けていたのでしょうか?

怠けられる仕組みが、そこにあったからですよね。

これは言いかえると、『怠けた方が楽で、心地がよい』と感じる仕組みが、そこにあったからです。

その環境を変えてしまいましょう。


このように、表面上の意識だけを追いかけて物事を解決するアプローチをやめると、物事の見え方が大きく変わって来ます。

ただし、環境を変えるのは最初、すごく勇気が要ります。この場合、『環境を変えない方がリスクだ』ということを把握してみてください。


私の場合、自分が努力を続けるのは、『停滞は衰退だ』というリスク意識があるからです。

人は利益に鈍感ですが、損失に敏感です。

こと自分に関しては、「どう行動すれば良くなるか」より、「行動すると何が良くないか」に目が向きがちです。

だから、「このまま行動しないと何が良くないか」に意識を向けると、走る速度が100倍になります。

私は普通に生活できるだけの環境はあって、1人の収入で家族も養っています。

自慢できるほど成功していませんが、自虐するほど悲観的な状況ではないです。

でも、「このままでは危険だ」といつも考えています。

これも環境づくりだと思っています。

仕事がしたくないのは、あなたが悪いわけじゃない

今回は、『なぜ仕事がしたくないか?』という観点から、それを改善する方法までを書きました。


重ねて書きますが、どんな場合であっても、あなたが悪いということはありません。

周囲のあなたに対する反応は、あなたの環境が生み出しているものです。

「自分が悪いんだ」「自分のせいなんだ」と思ってしまうと、罪の意識が芽生え、それは「どうせ自分なんか何をやってもダメだ」という気持ちに変化してしまいます。

私もそうだったので、それは避けなければならないと強く感じています。


事情は人それぞれだとは思いますが、解決するために、仕組みに着手してみるのはいかがでしょうか。

精神的にも、今より楽になれると思います。

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