IT転職 仕事

現役エンジニアから見たProgateの解約時期とその後の戦略

ジョージ

Progate、登録したは良いものの、どこでやめたら良いのかわからない……

  • 全コース終わったらもうやめていいの?
  • まだ全コース終わってないんだけど?
  • Progateをやめたらプログラミングに触れなくなってしまう気がする



こういった疑問に答えていきます。



Progate解約のタイミングって、けっこう難しいですよね。

というのも、自分の目的とするコースが終わったタイミングでは、まだ自信を持って「○○できます!」とは言いにくいわけです。

それでも、Progateにはそこから先の手段というのは示されていないので。


そこで今回は、Progateを現在有料会員として進めているプログラミング初心者の方向けに、『何ができたらProgateではゴールとみなしていいのか?』という指標についてお話します。

参考までに、私はとあるシステム開発系の会社で働いており、チームマネジメント・新人教育を担当しております。

こんな立場から、プログラミングの学習作戦的な視点で記事を書いていきます。

こういった内容なので、もちろん私の個人的な意見も含みますが、判断のひとつとして参考にして頂ければ幸いです。


それでは、さっそく本編に進みましょう。

Contents



スポンサーリンク


Progateはいつ解約したら良いのか

Progateはいつ解約したら良いのか

この問題についての回答は、『プログラミングがなんなのか、ぼんやりと全体像が把握でき始めたタイミング』です。


と言うと、「えっ、まだ全然詳しいことは分かってないんだけど、それでも辞めちゃっていいの?」と思うかもしれません。

でも、それで良いです。なんならProgateで説明されたけど忘れてしまった数々の要素が思い出せなくても、次に進んだほうが賢明でしょう。

『Progateを何周もやって覚える』という方法と逆転すると思いますので、その部分も説明します。

Progateを解約するのは、全体像が見えたタイミング

私達は最初、プログラミングというものが何なのか、ちんぷんかんぷんという段階から始まるわけです。

そうすると、どうしても教科書のようなものを使って、段階的にでもプログラミングを覚えるしか方法がありません。

Progateも、サービスとして教科書よりずっと分かりやすいと思いますが、それでもポジションは『教科書』、つまりインプットのための教材です。


インプットしただけでは、永久にプログラミングができるようにはなりません。

学んだプログラミングを完全なものにするためには、アウトプットが必要不可欠です。



と、ここまで話すと「えっ、じゃあそもそも、Progateじゃなくて最初から自分でプログラムを作った方が良いんじゃないか」と思う方も居るかと思います。

でも、アプリにせよWebサービスにせよ、その作業量ってコードで考えると、けっこうな量になるんですよね。

ここで、『Progateを通して全体像を知っている』ことが活きてきます。


全体像が分かっていれば、その作業をいくつかの段階に分けて、『わかる部分から作る』ということができます。

それがないと、『ひとまずわかる部分』がないので、どこからどう作って良いのか分からず、路頭に迷ってしまいます。

たとえばプラモデルの設計図を書くとき、プラモデルを作ったことのない人間が本を読んで作るのと、一度でもプラモデルを作ったことがある人間、どちらがイメージしやすいでしょうか?


これがProgateをやることの効果だと、私は考えております。

Progateは何周もしなくていい

「わかる部分があることが大事なら、Progateを何周もやって、覚えている知識の範囲を広げた方が得じゃない?」と思うことがあるかもしれません。

しかし、Progateを何周もやって全部を記憶するのは、相当な労力です。

実は、これってかなり効率が悪いのです。


なぜかと言うと、プログラミングで使ういくつもの知識は、実際に自分の作りたいものを書いてみて、そこで初めて頭に入るからです。

記憶というのは、いくつもの方向性から触れられていて、関連のあるものほど引き出すのが容易になります。

『りんご』という単体の名前だけを繰り返し覚えるのと、『形』を触って確かめ、『切って』みて、『食べて』『味』を確かめる。どちらが覚えやすそうでしょうか。

これと同じことが、プログラミングにも起こります。


Progateをやったというのは、この『りんご』という名前を覚えた段階のようなものです。

実際にプログラミングを自分でやってみることで、『形』や『使い方』を確かめていく方が、最終的には早く覚えることができます。


だから、忘れていてもいいんです。「あーこんなことやったなあ」と思い出す時が、一番記憶への刺激になりますから。

Progateの解約に腰が引けてしまう人へ

Progateの解約に腰が引けてしまう人へ

ここまでを読んでも、「いやいや、自分はまだ全然、自分ひとりでプログラミングできるような段階じゃないです」と思うかもしれません。


確かに、その気持ちもわかります。


はっきり言って自分が作りたいものなんてない、または、自分が作りたいものはレベルが高すぎて、今のプログラミングスキルでは到底作れそうにない。

そう思ってしまうのも無理はないので、そこから脱却するための作戦をお伝えします。

それは、『今の知識だけで作れるものをとりあえず作ってみる』ことです。

環境構築をして、今の知識でも作れるものを作ろう

この、「どうも初心者ではなさそうなんだけど、中級者とはとても呼べそうにない」という状態は、自分と目標との間に高いカベがあり、その間に階段を作れない時に起こります。

そんな時は、『結局自分はどこまでならわかるのか』を確かめるのが最初のステップです。


まずは環境構築をしてみましょう。

Progateには環境構築のためのコラムがありますし、そうでなくてもGoogleで『○○言語 環境構築』などで調べれば、すぐに出てくるでしょう。

そして、自分が作った環境構築上で、『Hello World』をひとまずやってみましょう。

実はこれでさえ、Progateだけをやった段階ではそれなりに大変だと思います。


なぜなら、Progateをやった段階ではまだ、一時的に覚えた状態だからです。

もし仮に理解したつもりであっても、まだ関連度が高くありません。

とにかく自分が作れるものをまず作ってみてください。それが、すべてのスタートになります。


第二に、自分が作ったものを連想ゲームのようなイメージで、どんどん拡張していく、というのをやりましょう。

たとえばHello Worldから始めたなら、ひとまずそこで画面表示ができるかやってみて。

計算をしてみて変数を使い、関数を覚えて、ひとまず四則演算をするプログラムが作れるところまでやってみる。

これだけでも、Progateで覚えたことが自分の手に落ちてくる感覚が掴めるのではないかと思います。

作ったものを拡張していこう

「そうか、自分はここまでなら作れるんだ」という実感が掴めたなら、「では、目標にたどり着くためには何が足りないのか?」を少しずつ分割して考えていきましょう。

たとえば、ショッピングサイトを作ってみたい、というのがゴールだったとして。

『ショッピングサイトを作る』これは目標が大きすぎて、何を作れば良いのかがはっきりしてきませんよね。

そこで、『ショッピングサイト』の中で自分がわかる部分は何か、考えていきます。


自分は今、ひとまずPHPの環境を構築して、ブラウザにHello Worldを作る所まではできて、HTMLを表示するところまではいけた。

ショッピングサイトといえば、ログイン・ログアウトがあって、商品が並んでいて、検索ができて、商品が買い物かごに入って、それが決済できればいい。

商品を並べるって、どうやるんだ? ひとまず、HTMLで商品を並べてみるか……。


商品が並んだ。つまりこれがデータになっていて、増やしたり減らしたりできればいいんだ。じゃあ、データベースを使ってみよう。

次は、ログイン・ログアウトの機能を作ることか? どんな知識があれば、ログイン機能を作れる? ひとまずググってみるか……

『PHP ログイン機能 作り方』で検索したら、簡単なログイン機能の作り方がでてきた。これを使ってみよう。


たとえば、こんなイメージです。

一度書いたものを何度も消していくので一見遠回りかもしれませんが、わかる部分から作って拡張するというのは、新しいことを覚えるのに非常に有効な方法です。

自分でプログラムを作るのが難しい人へ

自分でプログラムを作るのが難しい人へ

一通り書いていきましたが、上記のような内容は、初心者にはけっこう難しい話だと思います。

長い時間をかけて調べなければいけないし、Progate以外にも復数の本を読む必要が出てくるかもしれません。

でもこれは独学である以上、元々そういうものなんだと思って気長に取り組んだ方が賢明だと、私は考えています。


独学の場合って、教えてくれる人がいないので、何かに詰まったらそこで試合終了となってしまうケースが非常に多いです。

私も過去、エラーが解決できずに時間だけが過ぎてしまい、独学を諦めた時期がありました。


今だから思うのですが、独学と学校というのは、時間と料金のトレードオフです。

プログラミングは300時間やれば身につく、なんて話がありますが、それは教えてくれる人がいるからです。

この、『エラーがわからなくて辛い』『ググっても中々答えにたどり着けない』という悩みをショートカットできますので。

その代わり、お金がかかります。


お金をかけないなら、いくつもの本を読んで知識を深め、自分で体当たりしてみて、わからなければGoogle検索を繰り返し、インターネットの質問掲示板に質問して、辛辣な回答をもらう必要が出てくるかもしれません。

これは、それなりの時間と労力を必要とするものです。

でも、諦めないでください。きっと、たどり着く方法は見つかります。

なぜなら、専門性が高くなるほど教材は少なくなっていくので、プログラミングを進めていくなら、こういった努力はいずれ必要になるからです。


独学の仕方を心得ている人は、やはり頼りにされます。


でも、もし初学の段階でそれは耐えられないと思うのであれば、思い切ってプログラミングスクールに行ってしまうのもありかもしれません。

ここは、選択次第ですね。

Progateは数ヶ月やりこみ式でいこう

Progateは数ヶ月やりこみ式でいこう

Progateは月額課金で料金も安いので、ついついダラダラやってしまいがちです。

でも、Progateをやり切った段階では、とてもプログラミングを覚えたと言える段階にはありません。


なので私の意見としては、なるべく一気にやってしまって、終わったら早々に解約するのが良いと思います。

目標はProgateをやる事ではなく、プログラミングができるようになる所でしょうから、自分でモノをつくる段階に進みましょう。

「自分はまだ、こんなものしか作れないのか……」と思っても、どうか諦めないでください。

たどり着く場所、悩む場所はみんな一緒です。


共に努力してまいりましょう。

プログラミングを始めたばかりのみなさんの、手助けになる事を願って。

スポンサーリンク

-IT転職, 仕事

© 2024 日々勉強。