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プログラミング独学におけるアウトプットで意識すべきこと4つ

ジェニファー

プログラミングはアウトプットが大切!
……なんて言うけど、アウトプットって具体的にどうやるの?

そもそも、『覚えながら書く』って難しくない? 覚えてから書く、の方が効率が良いと思う。
プログラミングを独学する時のアウトプット方法を教えてほしい。




こういった疑問に答えていきます。



プログラミング学習を始めようと思ったとき、アウトプットがなければ上達していかないという話は、このブログでも何度か取り扱いました。

しかし、『アウトプットって結局、具体的にどうやるの?』という所で悩む方も居るのではないかと考えました。

そこで今回は、プログラミングのアウトプット方法について、より細かく見ていきます。


私はIT系の企業でシステム開発をやっている者で、情報系の学校に通い、プログラミングスキルを習得しました。

他にもプログラミング独学を視野に入れている方に基礎の部分をコーチングする機会に恵まれ、実際に個人の力でシステム開発をする所まで説明した経験があります。

そんな経験を通じて、この問題を解決していきます。


学習書を買ったは良いけれど、アウトプットで悩んでいる方はぜひ、参考にしていただければと思います。

それでは、さっそく本編に進みましょう。



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プログラミング独学におけるアウトプットで意識すべきこと4つ

まず、プログラミング独学でアウトプットする時に意識することを4つ、見ていきます。

  1. ノートは基本、不要です
  2. 環境構築の手順を覚える
  3. プログラムを作り、実行する
  4. エラーは必ず解決する


これらの具体的な方法を書いていきます。

アウトプットと言われると抽象的ですが、つまり『プログラムを作って実行する』ということです。

最低限、ここさえ守れば「プログラミングスキルが身についているかどうか分からない」という問題で悩む事はありませんし、進化も実感できます。

1.ノートは基本、不要です

『アウトプット』と言われると、ついノートに何かを書き込むようなものをイメージしてしまう方が多いと思うのですが、ノートは基本、不要です。

というのも、プログラミングはGoogleで調べれば情報が載っているものばかりなので、常にカンニングし放題な状態です。

なので、暗記するより調べた方が早いし効率が良いんですよね。


実際に作る部分の感覚は、プログラミングを実践することで身についていきます。

自分にとって必要な部分というのは、その中で身を持って挑戦していくことになります。

なので、分かる部分は覚えていて、分からない部分は調べれば出てくるから問題ないということです。


ただ、概念的な部分で理解が怪しい所など、自分が理解するためにノートに書くという考え方はあると思いますので、確実に必要無いとまでは言いません。

使う場合でも、重要な事をノートにメモする程度の気持ちで、基本は実践を心がけると上達が早いでしょう。

2.環境構築の手順を覚える

プログラミングを始めるなら、環境構築手順は必ず覚えましょう。

progateなどはこのあたりを飛ばして学習できるように配慮されており、それはそれで入門としては良いです。

ただし、いつまでも『環境構築できない』という状態になってしまうと、これから先苦労するのは目に見えています。


というのも、プログラミングの環境構築って、初心者のうちはけっこう難しい事が多いです。

いざ環境構築できたつもりになっていても、得体の知れないエラーが出てうまく動かなかったりします。

なので、『自分の力でMacまたはWindowsPCに、プログラミング環境が構築できる』というのは、立派なスキルになるんですよ。


本やネットに書かれている事をそのまま実践しても、ちょっとしたバージョンの違いでうまく動かなかったり、自分のPCに必要なツールが足りていなかったりします。

そのエラーを解決する経験を積むことが、意外と上達の近道になることがあります。

なので、環境構築ですね。『Hello Worldは意外と遠かった』という感想を持つ所までやれれば、応用力もついてきます。

3.プログラムを作り、実行する

環境構築ができて、自分でプログラミングが学習できる所まで来たとします。

ここで大切なことは、『プログラムを作り、実行する』ということです。


何を当たり前なと思われるかもしれませんが、本やネットで見た時、あまりにも短文すぎて『これは書かなくても分かるだろう』と思うことが実にたくさんあります。

Hello Worldなんて書かなくても動くの分かるしな、といった具合です。

気持ちはよく分かるのですが、これを実際に書いて動かさないことが、プログラミングの上達を著しく妨げます。

プログラミングができる人なら、この言葉にはきっと共感していただけるはず。


それは何故かというと、『エラーというのは予想もしない所から発生する』からです。

そもそも、自分の頭の中にイメージされている内容では動くものだと思っているので、まさかそれが動かないとは思わないんですよね。

たとえば、代表的なのはこんなプログラム。PHPで書かれていたとしましょう。

$tmp = "これはテストです";


これですね、実行すると動きません。どこがおかしいか分かるでしょうか。

これを見て、一発で「あ~なるほどな」と思う方は、おそらくプログラミングができる方でしょう。


では一応、正解を言います。

上記の文章をコピーして、テキストエディタなどにペーストしてみてください。

セミコロン(;)が全角です。


本当に、こういう事が初期のプログラミングではたくさん起こります。

プログラミングは面倒でも、Hello Worldから書いて実行しましょう。

4.エラーは必ず解決する

最後、『エラーは必ず解決する』ですね。

これをやらないとドツボにはまる、とても重要な工程です。

プログラミングの学習って、最初のうちはアプリケーションを作る所までいきません。

簡単な四則演算や、バブルソートなどのアルゴリズムを作ってみる経験が大切なので、そこから始めます。


そうすると色々な課題に直面するので、エラーが起きて動かなくても、「……まいっか」と思い、次に進んでしまう事があります。

これをやってしまうと、先に進んだ時にいつか必ず、同じエラーに遭遇する時が来ます。

その時はプログラムが大きくなっているので、問題を特定する事ができないかもしれません。


もちろん、調べて考えて、どうしても解決しない時は、モチベーションに問題が発生する可能性もあるので、次に進んでもいいです。

しかし、いつか必ず同じエラーと戦う事になることは、覚えておきましょう。

エラーが発生した時は、まず定義を見直し、プログラムをなるべく小さくシンプルなものとして捉えて切り分けて実行していくのが解決の近道です。

一見分からない事でも、ちゃんと切り分けができて定義が理解できれば、解けることはよくあります。

なるべくなら、エラーはその時のうちに解決していきましょう。

効率よくプログラミングのアウトプットを進めるポイント

さて、プログラミングのアウトプットをどうやっていくかについては、これでイメージできるのではないでしょうか。

ここからは、『プログラミングのアウトプットを効率よく進める』という視点で話を先に持っていきます。


知らないと先に進めない事ではないですが、知っているだけで成長が格段に変わるノウハウについて解説します。

ぜひ、ご自身の学習に取り入れてみてください。

自分が書いたすべてのプログラムを保存する

どんなに些細なことでも、『Hello World』からでも、自分が書いたプログラムは必ず取っておきましょう。

保存するのが面倒で、別に覚えていなければいけない事でもないので、一度書いたプログラムを消してしまう方がよくいらっしゃいます。


しかし、プログラムはあればあるだけ取っておいた方が良いんですね。

自分の中で、『確実にこれは動く』というものを積み上げられるからです。



プログラミングは、積み上げです。

過去に自分が書いたプログラムの応用・応用で、今のプログラミングスキルというのは成り立っています。

だから、「んーこれどこかで書いたな?」と思った瞬間、過去に自分が書いたプログラムをコピペで持ってこれる環境というのが最強です。

これは自分が一度書いたものなので、どのように動くかは自分が一番よく知っていて、コピペしても忘れる事がありません。

これは強いですよ。


プログラミングって、学習段階から既にシステム開発が始まっているんですよね。

トランプタワーを積み上げるような気持ちで、動くプログラムを積み上げていきましょう。

なるべくシンプルな構造になるように努力する

次に大切なことは、プログラムの美しさですね。

インデントは正しくきれいに、ソースコードはなるべく量が少なくなるよう心がけましょう。


同じ書き方でも、コードの量が少なく、見やすいものほど扱いやすいです。

コードの量が少ないプログラムは何をしているのかひと目で分かるので、編集する時も楽です。


なぜ、このアウトプット方法がプログラミングスキルに関係してくるのか。

それは、過去に自分が書いたプログラムを拡張して作るという事が、プログラミングではほぼ全てになってくるからです。

インデントが汚ければ、プログラムが読めずに使い回しができなくなっていきます。

コードの量が多いと、直す時に修正箇所が多くなり、時間がかかります。


一度や二度では些細なことでも、毎回自分の書いたものを拡張するようになると、シンプルでないプログラムはやがて自分自身にも扱いきれなくなります。

誰も見ない部分なので、一見おざなりにされがちなプログラムの整理整頓は、実は未来の自分に大きく貢献しているんです。

プログラミング独学のアウトプットは生命線

ということで、今回はプログラミングにおけるアウトプットについて、細かく書いていきました。

この記事を通して、アウトプットがどうして大事なのか、どうすれば効率よくアウトプットしていけるのかがイメージできるようになれば嬉しいです。


『プログラミングスキルが上達しているかどうか分からない』というのは、モノづくりにチャレンジしていない事の裏返しです。

学校の授業のように聞くばかりのものではありませんから、どんどんアウトプットして、自分の資産を増やしていただければなと思います。


それでは、今回はこんなところで。

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