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私達は『仕事ができない人』にどう対応すべきか【リスクと感情】

ジョージ

あー、あの人ほんと、仕事してくれないな……。
このままずっと、あの人から来る仕事を受け続ける日々なのか?
なんとかならないかな……。もう、転職した方が良いんだろうか。



こんな悩みをできる限り、解決します。



会社に所属して誰かと仕事をしている以上、『仕事ができない人』に遭遇するというのは、もはや避けては通れない事かもしれません。

『本当はあの人がやるはずだったのに、自分がそれをやる事になってしまった』といった事があると、フラストレーションを感じてしまいますよね。


私もそれなりに長く1社に勤めるようになって、こういった問題に何度も直面していました。

しかし、最近ではある意味で解決したというか、視界が開けたような感覚があります。

こういった内容で困っている方がいたら、ぜひこの先を読んでみてください。

想いが解決に向かえばと思うばかりです。



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私達は『仕事ができない人』にどう対応すべきか【リスクと感情】

さて、タイトルにも書いたのですが、この問題に対しての解決策は、まず『リスクと感情を分割して考える』ということです。

どうしても、自分が割を食うみたいな展開だと感情的になってしまいますが、ぐっと堪えてここは、理性的に判断しましょう。

  1. ままならない仕事に怒りを感じていること
  2. 実際に、自分が負担を強いられていること


この2つを分けるということです。

これを大前提とした上で、それぞれに対しての解決策を書いていければと思います。


私も仕事ができない人に怒りを感じてしまっていました。

ある意味では、その反省も含めて書いていきます。

仕事ができない人からの負担で怒りを感じている

まず、感情的な問題から解決していきます。

私としては、こんな受け入れ方を提案します。

人は……変わらぬ!!


いや冗談ではなく。本気で、こう思います。

でも、もうみんな気付いているはずです。


人は、『自分が本気で変わりたいと思った時』にしか変わる事ができません。

元から自分自身に強いコンプレックスや成長の心が無い限り、人は変わらないのです。


私達が仕事のできない誰かのせいで迷惑を被っていると考えてしまうから、仕事がままならなくなります。

これは感情的な事についてだけ話しているので、実際に強いられている負担が大きい場合は別ですよ。その場合は、次の大見出しに移っていただければと思います。

でも、自分の感情だけが問題なら、解決の術はあります。

人の能力はレーダーチャート

まず意識して頂きたいのは、『人の能力はレーダーチャート』だということです。

ある側面ではとてつもなく役に立たない人が、別の側面では非常に頼りになる事があります。

できることは、人によって違うということです。


私達がつい、仕事ができない人に対して怒りを感じてしまう時、いつもこの観点が抜け落ちてしまいます。

単なる一本のライン上で、後ろを振り返って『あいつは遅い。足を引っ張っている』と、怒りを感じてしまっているのです。


たとえば、チェス駒が全部ポーンだったら、戦いにならないですよね。

役割の違う人というのは、そもそも沢山いるんです。

もし仕事をしていく上で、『この人は本当に何もできないな』と思ったら、活躍できるポジションが合っていないのかもしれません。

ただ、苦手な仕事が割り振られているだけの可能性もあるんです。


私は人を管理するポジションでこんな怒りを感じてしまっていたので、もうこれは本末転倒でした。

適材適所で仕事を割り振れなかった自分の責任だと、今は考えるようにしています。

怒りを感じるのは、その人の貢献度を無視しているから

そもそも、こう考えてみてはいかがでしょうか。

もし誰も居なかったら、すべての仕事を自分ひとりでやらなければならないんです。

雇っている、雇われているにかかわらず、いつかは誰かがその仕事をやらなければなりません。

会社に存在するすべての仕事を自分ひとりの手でやらなければいけない時、その大変さは想像を絶するものでしょう。


だから、人はチームになっているのです。

一見、私達からは『仕事ができない人』だと見えてしまっていたとしても、そこにいて仕事を頑張ってくれているだけで、ある程度はチームに貢献しているんです。

だから、『できない部分』にばかり目を向けるのはやめて、その人がしてくれている事をプラスだと考えるようにしてはいかがでしょうか。

私はこう考えて毎日の仕事をするようになって、すっと心が楽になりました。

人が失敗してしまって、その責任が自分に来たとしても、とくに怒りを感じないようになりました。


仮にその人が何の役にも立たなかったとして、貢献度は0じゃないですか。

その人に給料を払うのは会社であって、採用したのも会社です。

少なくとも社員の立場では、怒る理由はないはずです。


ただこれは、その人が真面目に仕事をしようとしている場合に限ります。

誰の目から見ても明らかに『仕事をする気がない』場合は、上層部に連絡を入れた方が良いかもしれません。

怒りを感じている自分についての疑問

「それでも、あいつは本当にだめな奴なんだよ」と、思わず愚痴を言ってしまう時があるかもしれません。

私もそうでした。

誰がなんと言おうと、仕事ができない事がみんなの負担になっているんだ。だからなんとかして、改善しなければいけない。みんな迷惑してる。そう思っていました。

確かに、改善した方が良い。それは、真実かもしれません。


でも前述の通り、人の能力には差があるものです。

何でも解決できるスーパーマンになることはできるでしょうか。怒りを感じている私達は、それができているでしょうか。

人は人によって、歴史が違えば考え方も違い、現在の境遇も、得意不得意も違います。


少なくとも、怒りを感じる必要はないはずです。

怒りというのはそもそも、自分に不都合が生じた時にしか感じる事はありません。

生じている不都合のほとんどは、実は大したことはないはずです。

場合によっては、優しく提案してあげるだけで問題が解決することだってあります。


私自身がそうだったので思うのですが、怒りを感じてしまうというのは、周囲に求めるハードルが高い事によって起こります。

怒りを感じてしまっている時点で、変わるべきは彼らではありませんでした。

高いハードルを勝手に用意して人に要望を押し付け続ける、私の方だったのです。

実際に、自分が仕事で負担を強いられている

さて、ここまでは『負担が少ない場合』について書いていきました。

仕事ができない人のためにストレスを感じてしまう時でも、本当は内容を紐解いていくと、怒りを感じている自分の方に問題があったのだと分かります。


でも、実際に仕事で大きな負担を強いられている場合は別です。


私の友人がそうだったのですが、仕事ができない同僚によって友人の仕事が2倍に増えてしまい、深夜残業がほぼ毎日。

最終的には、体を壊して入院まで行った方がいました。

こういった場合に、どう対応すべきかについて説明します。

1.直属の上司に事情を説明する

「あの人が仕事をしてくれなくて、本当に困っています」なんて話をしても、自分に問題が降り掛かっている訳でなければ、多くの人は「それは自分でなんとかしてくれよ」と言います。

厄介事を持ち込まれると、普通は拒否反応を示すものです。

では、仕事ができない人によって負担を強いられている場合は、どうすれば良いのでしょうか。泣き寝入りするしかないのでしょうか。


可能性が少ない中でも解決策を探すとするなら、『なるべく事情は具体的に話すこと』です。


以下2つの話を見比べてみてください。

ジョージ

提案1

職場のAさんなんですけど、本当に仕事してくれなくて困っているんですよ。
あの人が仕事できないせいで、○○の案件も××の案件も結局全部自分がやっているし、残業もしているんです。
ちょっと上層部に掛け合って貰って、なんとかできませんか。

▶個人の負担になっているだけなら、上層部は動かない

提案2

職場のAさんなんですが、どうも○○の作業が苦手みたいで、仕事が達成できない問題が多く発生しています。
これによって私の残業時間が増加しており、今月は○時間の残業が発生しました。
教育のため資料を使い説明しましたが、解決できていません。
これを放置するのは会社としても良くないと考えています。
この問題を解決するため、上に報告して判断を仰ぎたいのですが。

▶会社全体の問題にすれば、上司が放置するのもリスクになる

ジョージ


まあ、まだ下の方が少ないながらも若干可能性があります。

でも、基本的に自分がピンチに陥っている時ほど、誰かを動かすのは難しいというのは、覚えておいて頂きたい。

私も仕事で幾度となく危機的状況に陥ってきましたが、そういう時ほど誰も助けには来てくれません。

世の中とは世知辛いものです。

2.転職する

正直、最後はこれくらいしか解決策を持ち合わせていません。

「転職したら今より状況が悪くなるかもしれないじゃないか」という意見もあるのですが、今耐えられないのに、会社に残るという選択肢がないです。

これは本当に、耐えて耐えて、最後に体を壊して会社を辞めた友人がいるので、注意してください。

どれだけ耐えても誰も誉めてくれませんし、何の得にもなりません。

自分で自分の身を痛めつけているだけの行為です。


結局、『人は動かせない』という前提の下に立つなら、会社だって動かせないんですよね。

悲しいですが、これが私の結論です。

どれだけ言ったって、動かない人は動かない。会社にしたって、そういった問題に真っ向から立ち向かっていくような会社なら、そもそもあなたが動く前にどうにかできています。

いち社員として権限のない状態で入ってくる以上、それはもうゲームオーバーなのです。


だから、転職するのが良いと思います。

最近では転職エージェントサービスも一般的になってきましたし、相談だけでもしてみる価値はあります。

生きていく方法は、きっとどこかにあるはずです。

仕事は、諦めて、諦めない

人は変わりません。結局、いつの時代も変えられるのは自分だけです。

だから思い詰めないで、人に怒りを感じている場合ではなくて、真剣に自分がどうしたら幸せになれるのか、それを考えて生きてみるのはいかがでしょうか。

私はそう考えた結果、『人を本当の意味で大事にして、自分にできることをやろう』という結論になりました。


私も、誰かの愚痴や文句を言う日々でした。

でも誰かから大切に扱われたければ、まず自分が大切に扱わなければ始まりません。

仮にそれを実行したとしても、100%のGiveをしても、10%くらいしか返ってきません。

それで良いと、自分を信頼することが大事なのだろうなと、今では思っています。

なぜなら、10人に100%のGiveをすれば、それは100%になるからです。


そうやって、自分の身近な所から、自分にできることから始めてみませんか。

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