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プログラミング独学はMacかWindowsか?おすすめを語る

クリス

プログラミングを勉強しようと思うんだけど、買うとしたらMac? Windows? どっちがいいんだろう。
あと、それぞれで何ができて、何ができないのかも知りたい。




こういった疑問に答えます。



普段ネットサーフィンする分にはそれほど違いのないMacとWindowsですが、ことプログラミングとなると、それなりに違いがあります。

その違いを知らないままパソコンを購入してしまうと、『せっかく買ったのに目的のものが作れない』という事になってしまいますよね。

そこで今回は、『プログラミングにおけるMacとWindowsの違い』という内容で記事を書いていきます。


ちなみに私はシステム開発を仕事にしていて、職場でWindows、自宅でMacを使っていますが、作り物はLinuxメインなので特に困る事はありません。こんな事もありますね。

基本は1日に10時間以上パソコンの前にいるので、良かったこと・気になること、色々あります。

もし良ければ、この記事をご自身のパソコン選びの肥やしにしてください。

それでは、さっそく本編に進みましょう。



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プログラミング独学はMacかWindowsか?おすすめを語る

まず、個人の予算・作りたいモノによっておすすめは変わっていきますので、ここではMacとWindowsの違いを、色眼鏡なしで色々見ていきます。

その上で、もし予算が取れるなら、私はiMacをおすすめします。


なぜかというと、『Parallels Desktop』という有料のツールを使って、Windowsが動くからです。1台で両取りできるという事ですね。

ただ、Parallels Desktopにもお金がかかるし、WindowsOS自体にもお金がかかるので……本当に予算が取れる方向けです。30万くらいは平気でかかります。

デスクトップPCでMacとWindowsが両方使えるというメリットは大きく、私はこれを愛用しています。


……という説明をすると、「パソコンの中にパソコンが入る……のか?」と疑問に思われる方もいるかと思います。

しかし、MacというのがApple社が独自で開発しているコンピュータなのに対し、Windowsは厳密に言うとパソコンそのものではないんです。

  • Mac……Apple社が作っているコンピュータのこと
  • Windows……Microsoft社が作っているOSのこと


OS(オペレーティングシステム)というのは、各コンピュータに搭載されているソフトウェアのことで、コンピュータの操作を担当しています。

MacはApple社製のコンピュータにしか搭載できないので、Appleから購入することになります。

だから、MacOSはMacにしか内蔵されないわけです。

一方Windowsは特に縛りがないので、HPやDellなど、様々な会社がWindows搭載のコンピュータを販売していますよね。

ここに違いがあるんです。


さて、そんな前提も踏まえた上で、それぞれの違いについて話していきます。

Macでないとダメなところ

まず、Macの場合はイメージできると思うのですが、Apple社製のデバイスに関係するプログラム開発ができます。

つまり、iPhoneアプリ開発なんかはMacがないと難しいです。

MacはSwiftという言語を使えるので、基本的にはこれでiPhoneアプリ(iOSアプリと呼びます)を開発することになります。


他には、Objective-CもApple社のアプリを開発したい時に使うものです。

Objective-Cは、C言語という歴史のある言語がベースになっていて、スティーブ・ジョブズがNext社に居た時に、Next製コンピュータのために開発された言語です。

そのため、言語仕様が古い。言語仕様が古いと書き方が難解になるので、少し扱いが難しいです。

なので、基本はSwiftを使っていく事になるでしょう。

個人的にも、C言語系列と最近の新しい言語では、開発スピードがかなり大きく変わる事を実感しています。


そういえば、Swiftは2020年9月22日、Windows環境でも実行可能になったようです。

MacとWindowsの間でソースコードを共有できるようになるとすれば、これからもっと需要は増えるかもしれませんね。

Macだとうれしいところ

Macはとにかくシンプルで使いやすいです。

プログラミング環境的な側面で言うと、MacがUNIXベースなことがあって、ついでにUNIX・Linux系のコマンドを覚えられるのがとっても便利。

Windowsと比べると比較的OSが安定していて、よくわからないエラーに悩まされる事が少ないです。

最近はWindowsもだいぶ安定してきたイメージがありますが、Macでよくわからない事になる時ってほぼ壊れた時ですからね。そういった違いはあるかなと。


一時期はデザイナーならMacという風潮がありましたが、Adobe製品がWindowsでも使えるようになったので、最近はそうでもないようです。

シェアや利用できるソフトウェアの多さではWindowsに軍配が上がるので、Macを使うメリットは『Windowsと共存できる』という所でしょう。

それなりにスペックが良いPCを買わなければいけないため値が張りますが、『全部取り』ができるのはMacを購入した場合のみです。


シェアはWindowsの方が圧倒的にあるので、Mac用のウイルスというのは相対的に見て数が少ないです。そういった意味で、セキュリティに強いという側面があります。

また、Macはスリープをメインに使うため、シャットダウンする機会があまりありません。

コンピュータが最も壊れるのは電源のON/OFF時なので、壊れにくいという側面があるかもしれません(筐体のアタリハズレによる所はあります)。

Windowsでないとダメなところ

では、Windowsの場合を見ていきましょう。

MacにWindowsが共存できるという関係上、Windowsでやれない事というのはありません。

あくまで単体で見比べた場合は、Visual StudioなどのWindows用アプリケーションを作る場合は、Windowsでないと作りにくいという事があるでしょう。


つまり、MacやiOSで動かすものはMac、Windowsで動かすものはWindowsだという、シンプルな結論になります。

一方で、JavaやPythonなどの言語を扱う場合は、Mac・Windows、どちらでも問題は発生しないです。

Windowsだとうれしいところ

なんと言っても、フリーのアプリケーションが多彩です。

ここは使ってみると圧倒的な違いがある事に気付きます。Windows用アプリケーションを作っている人は多く、『何かちょっとした事がしたいとき』に強い威力を発揮します。

また、Office(Word、Excelなど)はMicrosoftが開発しているものなので、Mac版と比べると段違いに速いです(というか、Mac版が遅いです……)。

やはり、PCでの作業の多くは未だにOfficeに依存する部分が大きいので、こうした状況では不便に感じる事が多いでしょう。


ただ、前述の通りMacはWindowsを兼ねているので、共存したWindowsでOfficeをインストールすれば問題にはなりません。

Windowsの良いところは、安価に高スペックなPCが手に入る部分、多くのシェアを獲得しているため情報が多く、詳しくなればどんどん使いやすく感じられる部分です。


iOSアプリを開発することが候補に入らず予算も取れないという場合は、Windows一択になります。

プログラミング独学におけるMac・Windows談義の、超個人的な意見

さて、Mac・Windowsそれぞれの違いについては、ここまででイメージができていれば嬉しいです。

ここからは、MacとWindowsどちらも触り、別段どちらにもイライラしていない中立的な立場として、かなり個人的な感想を書いていきます。

ここまでの情報で満足している方は蛇足になりますので、見なくて大丈夫です。

もし良ければ一番下の関連リンクから、他の記事でも見ていってください。


なぜこんな内容を書くかというと、世の中には『Mac信者』『Windows信者』というのがおり、それぞれもう一方をすごく嫌っているという方が一定数、います。

どちらにも寄らない中立的な意見があっても良いと思い、実験的にこれを書いてみます。

どっちでも、別段大きな違いはない

実は、どっちを選んでも大きな違いはないです。

iOSアプリが作りたい! ……と思うのであれば別ですが、それ以外の目的で無理にどちらかにこだわる必要はないと思っています。

実際私もMacとWindowsを使い分けていますし、プログラミングで特に不自由したことはないです。


プログラミングではなくて、どちらかと言うと操作感ですね。

これは本当に、できれば店頭でも何でもいいので両方試した方が良いです。

合わない方を買ってしまうと、ずっと操作のストレスにイライラすることになってしまいます。


Macはシンプルで扱いやすい反面、拡張要素を嫌う傾向にあり、ユーザの好きなようにカスタマイズするという要素に乏しいです。

Wndowsは中身が分からないと比較的複雑ですが、きちんと調べれば『○○ができない』ということは少ないです。


自分がどちらに寄っていそうか考えてみると、そこまで外れないはずです。

見た目は似ているが、思想が異なっている

上記の内容からも察せると思うのですが、MacとWindowsでは、そもそもコンピュータとしてのコンセプトが違うんです。

最近こそそれぞれ進化し、お互いにできない事が少なくなってきましたが、一番最初のMacintosh、Windowsの誕生を追いかけると、その違いがよく分かります。


Macintoshは、現在では誰もが使っているような『デスクトップにアイコンが並び、マウスでクリックするとアプリケーションが開く』という事を、一般向け家庭用コンピュータとして誕生させようと奮闘した結果、生まれたコンピュータです。

GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)と呼ばれます。

これは発想の根幹でした。それまでは白と黒の無機質な画面に文字を入力しなければ使えなかったコンピュータを、より多くのユーザー向けに登場させようとしたんです。

そもそもこういった誕生の歴史を持っているMacintoshは、なるべくユーザに分かりやすく美しい体験を与えたいという想いのもと、開発が続けられています。


それに対してWindowsは、当時まさに白と黒の画面だったMS-DOSというシステムの上で動作するソフトのような位置付けでした。

これは、それまでDOSをメインで使っていたユーザーからすると、嬉しいことですよね。

ただ一方では、それまでコンピュータに触ったことがなかった人にとっては敷居が高くなります。

どちらかと言えばGUIの存在に目を付けたのはMacintoshの方が早かったのですが、DOSの上で動作させたWindowsが結果としては多数のユーザーを獲得し、今に至っています。

Windowsに拡張性が高いことには、こうして見ると必然性すら感じますね。


歴史を知ると、MacとWindowsの違いがよく見えてきます。

値段よりも、好きな方を使おう

どちらかと言えばMacの方が値段が張るのですが、私としては、コンピュータは気に入ったものを購入していただきたいなと感じます。

特に新しいもの好きでなければ、これから5年程度は使っていくものです。

10万と20万の違いと言われると圧倒されますが、60ヶ月で分割してみると、そんなに価格差って生じないですよね。

その一方で、60ヶ月の間ストレスに我慢するというのは、それなりに大きなことです。

なので、生活が苦しくギリギリだという事でなければ、自分の興味が向くものを購入して使った方が良いかなと。


こんな知識を踏まえて、プログラミングの学習に最適な自分にとっての環境というものを、探していただければと思います。

それでは、今回はこんなところで。

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