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簡単にITエンジニアに転職する方法はあるのか【実務10年経験】

クリス

未経験だけど、IT業界に挑戦してみようと思う。
エンジニアは売り手市場だって聞くし、どうにかなるでしょ。
給料上がったら良いなー。




そんな風に、IT業界に夢を馳せる若い人に向けての記事になります。


IT業界は平均給料が高い、とよく言われますよね。そして、IT業界は売り手市場で、人手が足りないとも言われます。

そんな情報から、ちょっとした野望でエンジニアを目指す未経験の方が私の周りにも何人かいらっしゃいます。

でもその方々は実際にIT業界で働いておらず、アルバイトか、その延長線上で仕事をしています。

では、簡単にIT業界へ入る方法はあるのか? いやその前に、そもそも本当にIT業界って売り手市場なのか?

今回は、このあたりの話をしていきたいなと思います。

ということで、今回はこんな人を想定して話をしていきます。

  • 現職の給料があまり良くないと感じている
  • エンジニアなら簡単に給料アップできると踏んで、転職を検討
  • 何から始めたら良いかはまだ分からない


私は10年以上IT業界でエンジニアとして働いていて、会社の採用担当でもあり、複数の会社も経験しています。きっとお役に立てる事があるはず。

それでは、本編に進みましょう。



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簡単にITエンジニアに転職する方法はあるのか

結論、単にエンジニアとして働けば良いのであれば、道のりはそう遠いものではないです。

たとえば、ソフトウェア開発系のエンジニアになるなら道のりはこんな感じです。

  1. 行きたい業界で使われるプログラミング言語を知る
  2. プログラミングスクールなどで言語の基礎を覚える
  3. 資格を取る or 個人で簡単な仕事を受ける or 自分でアプリを作る
  4. スクールから転職するか、転職エージェントを使って転職する


まずは、これが簡単に見えるかどうか、でしょうか。

このルートで行けば、面接できちんとアピールできれば、どこかには入れるだろうと思います。

3がなくてもアピールが上手なら受かる事もあるかと思いますが、こと開発スキルというのは人に説明するのが難しいので、何か物差しになる要素があった方が良いだろうなというのが私の意見です。

実際、私も新卒の時は、基本情報技術者試験を取ってから就職に挑みました。

未経験からの転職であれば、やっている人とやっていない人で差がつく要素です。

それぞれ、詳細を説明していきます。

1.行きたい業界で使われるプログラミング言語を知る

プログラミング言語は開発したいモノによって変わっていくので、自分が挑戦したいジャンルの言語を選ぶのがおすすめです。

まあ色々種類があると言っても、基本的な考え方はそれほど大きくは違いません。ひとつ習得すれば、他の言語の習得時間が短くなるのがプログラミング言語です。

それでも、使わない言語を覚えるのは時間もかかりますし損なので、ある程度目星は付けるようにしましょう。

たとえば、iOSアプリならswiftです。WebならHTML + CSS + PHPもしくはRubyあたりが鉄板ですし、広く使い回すならJavaを覚えるのもありです。

といったように、自分が目指す方向性は用途によって変わります。プログラミング言語というのは、システムを開発するための手段だからです。


まずはここが第一歩です。調べる所から始めましょう。

2.プログラミングスクールなどで言語の基礎を覚える

続いて、覚えたい言語をプログラミングスクールなどを利用して覚えましょう。

といっても、プログラミングって深さがあるもので、ここで覚えられるのは基礎の部分だと思います。

スキルアップできる要素は沢山あって、始めると底がないものなので、『仕事を手に入れる』という目標でいくなら、ある程度の割り切りも必要です。

未経験という背景を考えると、どうしても業務で覚えるような詳細な知識は手に入れるのが難しいでしょうから、基礎の部分によりがちです。でもこれは仕方ないです。


なお、プログラミングスクールは場所にもよりますが、大体20~80万くらいかかります。

大学に通ったりすると、これよりも遥かにお金がかかります。かといって独学だと、習得に時間がかかるのは間違いないです。

『給料をアップさせる』という所が目標なら、必要経費だと考えても良いのではないかと私は考えています。

これくらい回収できないと、IT業界を給料目当てで目指す理由もよくわからなくなってしまいますので……。


私がIT業界に入った時は、学習のために100万以上かかりました。

今のようにプログラミングスクールのようなサービスはあまり無く、学べる場所も限られていました。

このあたりは時代が変わった部分だなあ、とよく思います。

3.資格を取る or 個人で簡単な仕事を受ける or 自分でアプリを作る

ここは、勉強した技術を物差しで測るステップです。

目に見える実績を作らないと、未経験で転職するのは難しいです。逆にこれができると、転職できる確率はグッとアップするはずです。

なお、3つ書きましたが、『資格を取る<自分でアプリを作る<個人で簡単な仕事を受ける』左に行くほど簡単ですが、効果が薄いです。

一番右はもう、未経験ではなくなっていますね。


どんな事でも良いのですが、職務経歴書や面接でアピールできる要素をなにか一つ作るというイメージでやりましょう。

少なくとも、未経験からIT業界に転職するための本気度は伝わります。

ちなみに、プログラミングスクールで転職まで見てくれる場合は、この項目はスキップになる可能性もあります。

4.スクールから転職するか、転職エージェントを使って転職する

ここまで来たら、いよいよ転職のステップです。

転職までサポートしてくれるプログラミングスクールから転職するか、転職エージェントを使うのがおすすめです。

自分で調べて受けるのも勿論アリなのですが、未経験の場合は少しハードルが高いです。

次の項で説明するのですが、IT業界ってけっこうブラックな会社が多くあります。そういった会社を避ける目的でも、なるべく情報が取れるようにしておいた方が有利です。


とはいえ、IT業界未経験からの転職ともなれば、まず最優先で目指すべきは『なんとしても未経験のレッテルを剥がす』という所です。

たとえブラックな会社に入社してしまったとしても、数年耐えれば同じ業界内で転職しやすくなります。

そういう意味では、とりあえず潜り込む意識も大事かもしれません。

それで、これは簡単な方法なのか?

私は上記の方法が、IT業界に未経験から転職する最も堅実なルートだと考えています。

ただ、単にこの方法を試すだけだと年齢が若い方が有利なのは言うまでも無いですし、年齢が上がるにつれて、今やっている仕事と合わせて考えた時、自分のスキルが業界にどれだけ影響を与えられるか、ということを考えていかなければならないです。

それが簡単かというと、そうでもないですよね。

そこで、さらに未経験から転職できる確率を上げるためには、『一度、自分の目指す方向性を捨てる』という事を提案します。

「最初に目指す方向性を決めろと言ったじゃないか」と思う方も居ると思いますが、これには理由があります。

『業界下請け』を目指す

このブログでも、IT業界の『多重下請け構造』について触れていますが、IT業界は下請け孫請けと辿りながら、必要な数のエンジニアを確保するのが一般的です。

そこで、エンジニアと一言で言っても、その境遇にはかなりの差が出てくるんです。

  • 元請けに所属する高給のエンジニア
  • 下請けに所属する薄給のエンジニア


前者が高給で仕様設計や提案などの広い範囲の仕事を請け負うのに対して、後者は給料が少なく、短い納期でハードな開発作業を行う事になりがちです。

でも、それでも目指すという手があります。

何故なら、そういった会社はビジネスマンとしてのマナーさえきちんとしていれば、高いスキルを必要とする企業に比べて、参入できる可能性が高くなるからです。

そうすれば、『未経験』のレッテルをひとまず剥がす事が可能になります。

私は当時この事を知らなかったので偶然でしたが、この方法で次の転職先を楽に決める事に成功しました。

大学にも行っていませんが、結果として就職先で困った事は今のところありません。


たとえ仮に就職先がブラック企業であったとしても、ゴールが見えていれば、一時的に耐える事はできるかもしれません。

そこで数年でもきちんと仕事をした経験があれば、同じIT業界への転職はグッと楽になります。

ただし……中には本当に身体を壊すほどブラックな労働環境があり、そういった場合には速やかに逃げましょう。

仕事ができなくなっては、生きていけません。

『未経験』でなくなってから希望の職種を目指す

前項のように、一旦自分の取り扱う仕事の範囲を広くして、それから希望の職種を目指すというのがおすすめです。

もちろん、仕事をしている間にも希望の仕事に就くため、勉強は続けなければならないでしょう。

でも、初めから目的の会社にチャレンジするのか、未経験でなくなってからチャレンジするのかでは、後者の方が強いです。(年齢の問題はあるかもしれません)


通販などの商品販売手法に、『2ステップマーケティング』というものがあります。

これは、お客様に商品サンプルなどを無料で試してもらい、それから購入につなげるという方法で、これを試すことで顧客の獲得率に違いが出てきます。

今私は、IT業界への就職・転職について、これと同じようなイメージを持っています。

これを読んでIT業界簡単だなと思ったら、挑戦しよう

ということで、『簡単にITエンジニアに転職する方法はあるのか』というお話でした。

これを簡単だと捉えるか、どうなのか。人によって差が出そうだなと、書いていて思いました。


ただ、技術力って最終的には、興味を持って研究できるかどうかですからね。

そもそも、『簡単』を追い求めてしまうと、難しいのかもしれません。


もちろん、できる限り簡単に商品を開発するとか、簡単に転職するとか、そういった『手段』に関しての簡単さというものはあると思います。

でも、こと勉強に関しては『手順を簡単にするために、深く調べる』という事ではないでしょうか。

1日かかる仕事を15分で終わらせるために、1週間かける。IT業界とはそういう仕事だと、私は考えています。

何にしても、IT業界でエンジニアとして仕事がしたいなら、挑戦あるのみです。

自分の持てるすべてのものを使っていくつもりで挑むと、後悔少なくやれるのではと思います。

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