ブログに何を書いて良いのかさっぱり分からん……。
記事がスラスラ書ける人の頭の中ってどうなってるんだ?
なんで毎日更新なんてできるの?
こんな人向けに記事を書いていきます。
毎日5,000~1万字くらいの文章を書いています。その中で分かっている事を共有します。
ブログの記事、私も昔は思い付かないなあ……と思っていました。毎日更新してる人達ってやばいなと。一体何を考えているんだろう、と。
でも、試行錯誤の結果、今はブログ記事が思いつかなくて困る事はまずないです。ブログ記事のネタはそこら中に転がっているし、その中から取捨選択して記事を書いていけばいいだけだからです。
結論、ブログ記事が思いつかないのは『対話』になっていないからです。
当たり前ですよね。ブログなんて1人で書くものですから。でも、ここを意識するだけで書きやすさがグッと変わってきます。
この記事を読んで視点を少し変えるだけで、ブログの記事がすぐにでも思いつくようになる。これが当記事の目標です。
ということで、『ブログの記事思いつかない問題』を解決していこうと思います。
Contents
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ブログ記事が思いつかないのは『対話』になっていないから
まず、ブログの記事が出て来ないな、と困ってしまう人の特徴は、『自分の力だけで記事を考えようとしている』という所です。
『ブログ記事思いつかない問題』とは
仮にこれを、『ブログ記事思いつかない問題』と名付けましょう。(直球)
その流れは多くの場合、こんな感じです。
ブログ記事が思いつかない流れ
- 開始:よーし! ブログを書くぞ!
- 序盤:何から書こうかな? 自分の得意分野や経験談から順番に書いていこう!
- 中盤:おっ、今日はこんな事を覚えたぞ。これはネタになりそうだ
- 終盤:……そんなに毎日、何か発見があるわけでもないしな。
- 結末:ブログ記事なんて思いつかない……!!
さて、どこに問題があるでしょうか? 一見、当たり前の流れのようにも見えます。
ブログを始めたい! と言い出した友人や会社の同僚が十中八九挫折するポイントがここです。
私はWeb小説を5年以上書いているのですが、周りから『Web小説を書いてみたい!』と言われて教えた結果、挫折する流れもこれと似たりよったりです。
では、これに対する解決策をお伝えします。
『ブログ記事思いつかない問題』を1分で解決する質問
それでは、こんな問題を解決するために、実験的に質問をしてみたいと思います。
誰かから聞かれた事を想定してみてください。
- 私は日本に来たの初めてなんですが、家賃っていくらくらいですか?
- 銀行口座を作るのって、どうしたらできるんですかね?
- 車の免許を取りたいんですが、どこに行けばいいですか?
- アルバイトの面接ってどうしたら受けられるでしょう……
- 500円でお菓子を買おうと思うんですが、おすすめありますか?
もちろん、答えられなさそうな質問だとしたら、答えなくても大丈夫です。でも、この程度の問題だったらネットで検索すれば、知らなくても大体分かりますよね。
全部に答えられる方も、それなりに居ると思います。
でも、たとえばこれ、外国人だったら知らない人の方が多いですよね。
ここがとっても重要です。『思いつかない例』との違いを確認してみてください。
『読者目線』は読者から生まれる
さて、答えは出たでしょうか。まだという方のために、もう少し補足していきたいと思います。
たとえば、『あなたの自己紹介をしてください』と頼まれたとしたら、どんなに整理してアイデアを発想したって、無限に話し続ける事はできませんよね。
でも、『○○ってどうしたらできるんだろう?』といった具体的な方法を聞かれているとしたら、大体のことは答えられるし、分からなくても調べれば答えられますよね。質問さえあれば。
そうです。我々には、『質問』が足りなかったんですよ。
これが、『ブログ記事が思いつかないのは対話になっていないから』という理由です。
自分の中から生み出される発想には限界があります。覚えている事も、語れる事も限定的になってしまうでしょう。それは、自分の中に思いつくための『きっかけ』が無いからだったんです。
記憶というのは、どこかから刺激されることで呼び起こされます。
たとえば近所のミスタードーナツの前を通ったから、「あーそういえばミスドのオールドファッションってうまいよな。買って帰るか」となったり、ふと不動産屋の前に貼られているチラシを見て、「この土地で5千万は高すぎるだろ……」と思ったりするんです。
ブログは、『困っている人の想定』があって初めて記事になります。自分本位で書ける記事というのはそう多くはなく、そこを中心にしてしまうと記事がすぐに書けなくなってしまいます。
『ブログ記事思いつかない問題』を解決する具体的な方法
さて、概要が分かった所で実践編に移りたいと思います。
ステップ①:ターゲットとなる読者の悩みを洗い出す
さて、我々に足りないのが『質問』だということが分かった以上、質問を探さなければ記事は書けません。
そこでまずは、自分が書きたいと思っているカテゴリに対しての、『読者の悩み』を徹底的に洗っていきましょう。
具体的には、『関連キーワードチェックツール』を使います。以下のアドレスをクリックしてみてください。
関連キーワードチェックツール(仮名・β版)
すると、シンプルに検索ボックスがひとつ表示されます。ここに、自分が書こうと思っているカテゴリのキーワードを入力してみましょう。こんな風に。
検索してみると、何やらキーワードに関連するものが沢山登場しました。これは一体何でしょう?
ステップ②:検索キーワードは『読者の悩み』
これは、Googleなどの検索エンジンによく入力されるキーワードの組み合わせです。
「え……これをどう使うの?」
という方のために、もう少し補足していきます。
Googleによく入力され、検索されているキーワード。それの意味するところは、『Googleのユーザーが興味を持って検索している内容』ということです。
興味を持って検索している内容=知りたい内容、ですよね。
もっと言うと、知りたい内容=『読者の悩み』です。
つまり、これを『質問』代わりにするんです。検索キーワードから読者がどのような事を知りたがっているのかを考えてみましょう。そうしたら、それをそのまま『あなたに質問されている』と置き換えてみてください。
それは、ブログの記事になります。しかも自分が得意なカテゴリに対しての質問です。多くはすぐに答えられるか、少し検索して根拠を確認すれば答えられる内容になると思います。
こういった手法を使って、『ブログを1人で書く』というのを辞めてしまえばいいんです。
なお、このブログもそのような方法で記事が量産されています。
ステップ③:納得させる事ができる記事にしよう
さて、記事が思いつくようになったついでに、記事の内容も濃いものにしてしまう方法を書いていきます。
質問されている事が分かったら、まずはその読者ターゲットを明確にしましょう。具体的には、以下の項目を考えてターゲットの全体像を把握しましょう。
- ブログの読者は何を求めている?
- ブログの読者はどこまで知っていて、どこを知らない?
- もしかしたら、聞かれている内容以上に知りたい事があるかも?
- 関連した情報はある?
- どういう話し方なら、納得してもらえる?
これらを考えていく事で、その記事がターゲットにしている読者というものが明確になってきます。
読者というのは広くターゲットにした方が良いと考えがちですが、実は真逆です。なるべく絞った方が、伝わるものになります。
何故なら、範囲の広さと抽象度合いは比例するからです。ターゲットを絞らず、広範囲にしようと思うと、内容というのはどんどん抽象化されていき、明確な答えを出すことが難しくなっていきます。
そもそも、『ブログの記事が思いつかない』と今考えている時点で、読者に広く刺さる記事を『実際に読まれる記事』にするまでの道のりはまだまだ遠いです。
たとえば、スタートアップ企業が『検索エンジン』でGoogleに勝つことは難しいですが、『転職専門の検索エンジン』なら勝てる可能性があります。『ベンチャー企業転職専門の検索エンジン』なら、さらにシェアを独占できる可能性は高まります。
立場が弱い時ほどニッチな分野で勝負するべきです。読者ターゲットは絞りましょう。
まとめ:『ブログ記事思いつかない問題』の解決策は、対話にすることです
さて、ここまでブログ記事を思いつく方法について話していきました。
これって意外と盲点な場所だと思います。
何を考える時もそうなんですが、1人で思いつく事というのは意外なほど少なく、人と話している時に何かアイデアを思いつく事がほとんどなんです。なのに、何故か私達はアイデアを発想しようとするとき、いつも机に座ってうんうんと唸ってしまうんです。
相手がいないなら、『仮想の相手』を作り出しましょう。頭の中で、そこに対話を作れば、アイデアというのは自然と出てくるものです。
ブログは1年続ければ、長く続けられると言われますね。毎日1記事でも1年書けば365記事になっています。たったこれだけで、全ブログユーザーの記事数平均で言うと、かなり上の方です。
ぜひ、試してみて頂ければと思います。