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IT業界の転職に英語が必須ではない理由【実際に活動してみた】

クリス

そんなにブラックな会社なら、転職した方が良いんじゃない? って言われるけど、これからのIT業界は英語が必須、なんて言うよね。
別に特別スキルが高い訳でもないし、英語もできないしなあ。
実際の所、英語は必須なんだろうか?



そんな悩みを持っている方向け。


IT業界で10年以上仕事しています。最近は英語も勉強していますが、まだうまく喋れない現状です。

そんな立場で転職活動をしてみたのですが、『思ったよりも英語は必須ではなかった』という側面があったので、今回はそんな情報を共有します。

この記事では、こんな悩みを解決していく事を目標とします。

  • IT業界で転職を考えているけど、英語が喋れないので不安
  • やっぱり英語が喋れないとキャリアアップは無理なのか
  • 英語ができないがために転職で減点される事はあるのか


私もこう思っていたので英語を頑張って勉強していたのですが、正直どうしても転職したいのなら、早く転職活動をした方が有利でしたね。

それでは、本編に進みます。



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IT業界の転職に英語が必須ではない理由【実際に活動してみた】

先に結論からお話すると、IT業界に、またはIT業界内で転職することを考えていたとして、特に英語は必須という訳ではありませんでした。

その理由は以下です。

  • 英語よりも、IT業界に関してのスキルや経験が重要視される
  • すべての企業が必ずしも英語を必要としている訳ではない
  • 『話せなくても良い、読めればOK』な企業は意外と多い


ということで、実際の体験談も含めて、こんな話をしていきます。

英語よりも、IT業界に関してのスキルや経験が重要視される

私はヘッドハンターの人に声をかけられた事があり、それで転職活動を始めてみたのですが、その時にこんなお話を頂きました。

「確かにIT業界で英語ができると強いですが、くらげさんの現在の立場と仕事内容であれば、給料アップで転職できる可能性は十分あると思います」

率直に、「英語できませんが大丈夫ですか?」と聞いてみたことの回答でした。

当時からけっこう長く英語を勉強していたんですが、ずっとモノにならなくて、少し焦っていたんですよね。

今もペラペラとはいきませんが、まあずっと英語を使う機会だけは設けるようにしています。


そんな私でしたが、スタートアップのような環境で商品を作って売っていた事が評価され、結構割の良いお仕事を紹介して頂くことができました。

結局、所々の事情があったので、転職はしなかったんですけれども。

特別、外資系だったり取引先が海外だったりという事がなければ、実際に面談へ参加してみても、英語の話ってほとんど出て来ないんですよ。

それよりも聞かれたのは、『今の仕事でどのような仕事をしているか』『どのような技術に対してスキルを持っているか』『今の仕事で達成した事は何か』といった、自分に関しての事ばかりでした。

結局、英語というのは沢山ある技術の中のひとつでしかなく。

何か達成している事がひとつでもあれば事情は変わってくる、という事なんでしょう。

すべての企業が必ずしも英語を必要としている訳ではない

実際に転職活動してみて分かったのは、『すべての企業が英語を必要としている訳ではない』ということでした。

確かに、「英語できません」と公言した事によって、英語を使う機会が多い外資系企業などは、真っ先に候補から外されたようでした。

でも、範囲が狭くなるだけで、特に紹介される会社が少ないなど、そういう問題はありませんでしたよ。

どこと面談しようか迷う、くらいの数は十分に紹介して頂けました。


ただ、これは各人のスキルや経験によって変わってくる所でしょうから、すべてのIT業界人が必ず十分な転職先を紹介して貰えるかというと、そういう事はないと思います。

IT業界の仕事は、上流から下流まで様々です。特に下流工程の一部を担当する事が長く続くほど、転職が厳しくなっていくのは間違いないです。

私が昔のままの状態で立ち上がらず、学歴もアルバイト経験も薄く、下請けの試験作業だけ10年やっていたという場合には、同じIT業界でも紹介はして貰えなかったかもしれません。


だから、すべての企業が英語を必要としている訳ではなく。すべての企業が等しく必要とするのは、『あなたの成果』ですね。

成果だけが我々を守ってくれる……。

『話せなくても良い、読めればOK』な企業もあった

そういえば、英語英語とここまで書いてきていますが、何もチンプンカンプンかペラペラの二択という訳ではありません。

面談した一部の会社では、『仕様書やマニュアルが英語の場合がありますが大丈夫ですか?』と聞かれた事もありました。

私が「英語話せません! でも読むのはOKです!」ときっぱり話をしたので、おそらくそれが伝わったのだと思われます。

私の会社でも、海外の企業に英語でビジネスメールを送ることくらいはあります。でも、初めての時は戸惑う事がありますよね。


なるほど。必ずしも、『話す・聞く・書く・読む』のすべてができなくても良いんだ。

辞書やネット翻訳を駆使して『書く・読む』ができるだけでも、少しは価値があるということか……。


……なんて、気付いた事もありました。

まあそりゃあ話せた方が良いに決まっているんですが、私のように中々壁が突破できずに困っている人も沢山居るでしょうから、それを考えると少し嬉しい話ではありますよね。

IT業界で英語なしで転職するためには

ここまで『英語は必須ではないよ』といった理由について書いてきましたが、当然英語って喋れた方が良いんですよね。

同じようなスキル・経験を持っていて、英語ができるAさんと英語ができないBさんだったら、当然Aさんの方が優秀だという事はあります。

だから、英語なしで転職するためには、ある程度の強みというのか、アピールポイントを定めておくのが必要だなあ、と感じました。

ということで、英語スキルなしで転職をする場合に気を付けておくとよいポイントを書いていきます。

英語ができなくても怯えない

これは英語ができない人に限らず、ほぼすべての人に共通する考え方かと思いますが、まず『スキルがなくても怯えない』というのがとても大切だとわかりました。

『転職活動をしてみるか』と思い立った当初のことなんですが。

なんとなく、紹介される会社はどこも自分よりスキルが高い人達で、なんか新しい技術を使ってバリバリ仕事をしている人の集合体なんだろうな、という想いがあったんです。

率直に言うと、完全にビビっていました。

でも、実際に面談していく中、「ぜひうちに来ませんか」という話もちらほら頂けるようになり。

『怯えず、今の自分の立ち位置を嘘偽りなく話す』ということが、最も重要でした。

怯えると、自分のスキルはどんどん小さく表現したくなってきます。もしも大きな事を言った時、過大な期待をされたらどうしよう、という気持ちがあるからです。


でも、よく考えるとこれは逆だったんですよね。


転職活動においては、自分を『商品』だとして扱った方が有利です。そうしないと、ともすれば「どうか私を使ってください」というスタンスになってしまいかねません。

もし何らかの成功体験があるのであれば、それを安売りはしないべきです。

「まだ英語は話せません」と言うより、「私にはこれだけの技術があり、今は英語を覚えるべく勉強中です」と言った方が、明らかに相手の印象が良かったです。

年齢に見合ったスキルと経験を身につける

IT業界は年齢に厳しく、年齢が上昇するにつれてのスキルインフレがすごいです。それは実際に転職活動を行ってみることで、とてもよく分かりました。

同じスキルと経験値なら、20台後半の人より20台前半の人の方が強いです。

これは予想ですが、最近はGoogle等のサービスの進化がめざましいからか、『もはや調べて分かることに価値はない』と考えている人が多いように思えます。

実際、私が転職活動をした時には、「PHPやPerl、MySQL……」と扱える言語や資格などを並べ立てても、そんなに良い反応は貰えませんでした。

なんなら、「ふーん」と語頭に付きそうな勢いでしたよ。

新卒入社の時は資格を持っていると喜ばれたものですが。転職となると、こうも違うとは。

でもそれが、「経営状況のこれだけ悪い会社を、数年でここまでの状態に改善しました」といった体験談については、途端に興味を持ってくれるんです。


ここから分かることは、ごく普通のスキルや資格が転職で有利になるのは若いうちだけだという事ですね。

一点集中でとことん極めている人はこの限りではありませんよ。『PHPできます』な人は沢山いて、あまり差別化要素にならないということです。

特に30を過ぎてからは、そのスキルを使って何を達成したかの方が重要視される傾向にあるようです。

年齢に見合ったスキルと経験を身につけるなら、スタートアップ企業で成功体験を掴むというのも(荒療治ですが)ありという事でしょうか。

IT業界の転職に英語はなくてもOK

ということで、実体験からお話する『IT業界の転職に英語は必須か』についてでした。

IT業界で転職するのに英語は必須ではなかったので、きちんと成果が人に示せるのなら、転職での給料アップも視野に入ると思います。

とはいえ、ヘッドハンターの方も話していましたが、「英語ができると40代になってからでも転職の道がわりとあるので、できるに越したことはないですよ」という事だそうです。

私も英語は相変わらず努力している所で……いつできるようになるのかよく分かりませんが、がんばります。

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