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少人数ベンチャーに転職したいとき、気をつけたいこと3選

スタートアップなんかだと、転職した時の従業員数が20名以下という事も少なくありません。

今、それなりに安定した会社に所属している方にしてみれば、『少人数ベンチャーがどんな環境か』という事が気になる事もあるのではないでしょうか。


私は従業員数10名以下のベンチャーに所属して、そこから10年が経過した人間です。

当時いた人はほとんど入れ替わりましたが、なんとか無事、今日まで生き延びる事ができました。


そこで、『総従業員数10名以下』という環境がどんなものかという体験談を記事にしてみようと思います。

会社によって出来事なんて違うので、ここに書かれている事が各スタートアップ企業で必ず今後も起こるというものではありませんが、ひとつの参考にして頂ければな、と思います。



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少人数ベンチャーに転職したいとき、気をつけたいこと3選

今、スタートアップへの転職をしたいと考えている方や、友人に誘われて小さなベンチャー企業に行こうかと検討している方に向けて、提供できる大事な知識を3つ、お話できればと思います。

  1. 社内の人間関係がすべて
  2. 知らないことでもとりあえずやってみる
  3. 他の人が意識していない事を自分の仕事にする


待遇や環境は各会社によって違うと思いますが、こういったメンタル的な部分は、どの会社でもある程度当てはまってくるのではないでしょうか。

ここに意識を割くことで、少人数で戦う時のポイントをある程度抑えられると考えています。

具体的に、どういった事なのか見ていきましょう。

1.社内の人間関係がすべて

基本的に少人数のベンチャー企業というのは、社内の人間関係が世界のすべてです。

これがどういう事かというと、そのごく限られたメンバーと打ち解ける事ができなければいつかは退職するしかないですし、合わないメンバーを避けるという事も、基本的にはできません。

たとえば、同じ船に乗って海外に行くメンバーのようなものです。


そこそこ人数がいると、自分が仕事をする上で必ず関わらなければいけないメンバーというのは限られてきますし、会社側も合わない人と積極的に仕事させようとは思わないでしょうから、異動があったりもします。

でも、少人数ベンチャーの場合にはそれがありません。つまり、『嫌われたら終わり』な空気があります。

実際、わりと人間関係で辞めていった知り合いは多いです……。


ということで、それを必要以上に恐れるという事ではなくて、『誠実に対応する』というメンタルが必要になってきます。

人なんて、10人も集まれば自分に合わない人の1人や2人、必ず居ます。だからといって、避ける事ばかり考えていたら仕事が進まなくなってしまいます。

すぐ怒る人やワガママな人、常に上から目線で話しかけてくる人など、一見して躊躇を覚えるような人でも、必ずどこかの部分では仕事ができて、会社のうち何かの仕事を担っています。

そういった人と接するにあたり、『やられたからやり返す』みたいな意識でいると、命がいくつあっても足りません。

私はこの反骨精神を掲げ、1年と経たず精神を病んでしまった若者を知っています。


おすすめは、業務に必要な事をなるべく誠実に対応して、何を言われても戦わず、根に持たない意識を持つことです。

野に咲く花のように、踏み潰されても折れず、強風の中でも耐える根性でいきましょう。

「ちょっと苦手だなあ」と思った所から、自分の仕事は崩れて行ってしまいます。

鉄壁のガードが必要です。

2.知らないことでもとりあえずやってみる

知らないことは、始めるのにけっこうなエネルギーを消費するものです。

いかにも当たり前な事のようですが、少人数でこれをやる時には前提条件が更に悪い所からスタートになります。

知っている人に教えてもらうというのが、できないからです。


すでに仕事がある状態から『自分にとって分からないこと』ならば、必ず会社の先輩や上司に教えてもらう事ができます。

そうではなく会社として、事業としてまだ未解決の問題という事ですね。

つまり、誰も知らないということが、ベンチャーにはありふれています。


そんな時、「とりあえずやってみようかな」を、きちんと形にする所まで1人でやる。

聞く人はいないけれど、なんとか自分で調べて最後まで完結する。

これを、ちょっとした事でも繰り返していくサイクルを作らなければ、組織で役に立つ人材にはなれません。

ベンチャーに入った最初の頃なんて、車輪の再発明上等で挑むべきだと私は思います。


何でも良いんですが、『自分1人で作る』というのは、作り慣れていなければできないんですよ。

人から教えられて、「はいそうですか」で作れるものというのは、かなり限られてきてしまうんですね。

それを克服するためには、「とりあえずやってみる」から始めて、とりあえず形にする。

これを、日常に組み込まなければなりません。


「絵を描いてみたいな。

でもプロみたいに上手には描けないし、自分には無理だな。

教えてくれる人もいないし、覚えるのには時間がかかるし。

本を読んで始めてみようと言うほど、モチベーションも高くないしな。

ちょっとうまい人の絵を検索してみよう。

……うわ、やっぱ上手な人は上手だなー。

自分が勉強しても、どう考えてもここまでは辿り着けないわー」



やめる理由って、本当に沢山あります。

あなたはいくつ妥協していますか?

3.他の人が意識していない事を自分の仕事にする

最後は、『積極的に、他の人が意識していない事を自分の仕事にしよう』ということです。

今まで一緒に仕事をしてきた人の中で、体験的な話になってしまうのですが、『誰かが道を歩いた後じゃないと動けない』という人はとても多いです。

でも、少人数の組織で必要なことは、『人とは別のポジションを獲得する』ということです。


たとえばRPGでは、戦士って2人は必要ないですし、魔法使いだけのパーティだと困りますよね。

少人数の組織では、それが露骨に現れてくるんですよ。

他の人と同じことしかできない人は、一番になれなければ仕事がないんですよね。


入ったばかりの頃は会社の全体像を把握するために、人と同じ仕事をするとか、誰かから仕事をもらうとかの行動は避けられないものです。

でも、できればなるべく早期のうちに組織の全体像を把握して、人がやっていないこと、人の手が回らない所に、積極的に手を回すようにすると、だいぶ環境が変わります。

それが直接的に会社を助けることになりますし、組織にとってもかけがえのない人材になっていきますので。


とはいえ私の場合は、人の仕事をまずは徹底的に覚えて真似て、そのポジションをまず奪うという事を長くやっていました。

ひとつのポジションを奪ったら次の仕事を覚えて奪って、それを再編成して、最も能力の高い人に回す。

これを繰り返して、最終的には誰もやっていなかった仕事を実現する所に着手し続けている、という状況です。

少し先の話にはなるかもしれませんが、ぜひ。

少人数ベンチャーに行くなら、最善を追求しよう

小さな組織に求められる事は、『最善の追求』です。


世の中には、自分たちが当たり前だと思っていて、どうしてもやらなければいけない事だと考えているけれど、実はやらなくていいモノというのが沢山あります。

そういった、何らかの『時間を省略するモノ』が人から求められるものになりますし、大きなビジネスチャンスにもなっています。


私は1人で起業する時も同じだと考えているのですが、これって『常識』とは真逆を行く事なんですよね。

少人数ベンチャーに行きたいと考えている方の中には、「仕事のやり方が古い」という意見や、「過去の慣習に捉われている」といった理由で転職を検討されている方も少なくないと思います。

できれば、その思いを大切にして頂きたいなと私は思います。


でも仕事をしていると、つい「普通はさ」「これって常識でしょ?」という言葉が飛び出してきます。

そんな時、それが自分の言葉でも相手の言葉でも、一度は疑ってかかるという事を徹底していると、少人数ベンチャーでやっていく意味もいずれ見出せるのではないでしょうか。

なんて、小さなベンチャー企業で仕事をして10年、私はそんな事を考えて、次の挑戦をしようと思っています。


強いメンタルで、明日を生き抜いていきましょう。

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